ソニー損保

火災保険料の相場は?
保険料の決まり方と保険料をなるべく抑えながらも満足できる補償内容にするためのポイントを解説

火災保険料の相場は?保険料の決まり方と保険料をなるべく抑えながらも満足できる補償内容にするためのポイントを解説

火災保険の保険料は、補償内容や補償範囲など、さまざまな要素によって決まりますので、簡単に「相場はいくらです」と言うことはできません。
ここでは、保険料の決まり方と、保険料をなるべく抑えながらも満足できる補償内容にするためのポイントを解説します。

火災保険の保険料はどうやって決まる?

火災保険の保険料は、保険会社が独自に設定しています。ただし、保険料の基準となる主な要素は、どの保険会社も共通しており、「建物の評価」「所在地・構造区分・築年数」「補償内容」「保険期間・支払方法」「割引」の5つとなります。
まずは、保険料の基準となる5つの要素について解説します。

保険金額の評価

保険金額の評価

火災保険の保険の対象は、「建物」と「家財」です。火災保険は、保険の対象ごとに加入する仕組みで、対象ごとに保険金額を設定します。
建物の保険金額は、同じものを建て直す、または再購入できる再調達価額で設定するのが一般的です。家財の保険金額は、新品で同等の家財を手に入れるために必要な再調達価額の範囲内で設定します。
再調達価額は、建物や家財の評価額によって決まります。

・建物の評価額

建物の評価額を算出する方法は、1平方メートルあたりの標準的な単価と延べ床・専有面積をもとに算出する「新築費単価法」と、新築時の建築費に物価変動などを反映して算出する「年次別指数法」があります。
多くの場合、マンションは新築費単価法、一戸建ては年次別指数法または新築費単価法をもとに、評価額が保険会社から提示されます。建物の評価額が高く、保険金額が大きいほど、保険料は上がります。

・家財の評価額

家財の評価額は、世帯主の年齢や家族構成から簡易評価した額が保険会社から提示されるのが基本です。

所在地

所在地

毎年、台風被害が出るエリアや雪災が発生しやすいエリアなど、地域によって自然災害による損害の発生率は異なります。そのため、建物の所在地も保険料に影響します。
火災保険で補償する自然災害の損害を受けやすい地域の場合は、保険料が割高になります。

構造区分

鉄筋コンクリート造や木造といった建物の構造も、火災などで損害を受けるリスクが異なるため、保険料に影響します。
建物の構造は下記のとおり、居住用の専用住宅は「M構造」「T構造」「H構造」に、住居の一部を店舗や事務所として利用している店舗併用住宅は1〜3級に分けられます。

■建物の構造級別

  構造級別 建物の種類 保険料
住宅物件
(専用住宅)
M構造 コンクリート造のマンションなど 安い



高い
T構造 鉄骨造の一戸建てなど
H構造 M構造、T構造に該当しない木造の一戸建てなど
一般物件(※)
(店舗併用住宅)
1級 コンクリート造の建物など 安い



高い
2級 鉄骨造の一戸建てなど
3級 1、2級に該当しない建物

なお、火災などの災害に強い構造であるほど保険料は安くなります。そのため、専用住宅であれば「M構造」の建物の保険料が最も安く、「H構造」の建物の保険料が最も高くなり、店舗併用住宅であれば「1級」の建物の保険料が最も安く、「3級」の建物の保険料が最も高くなります。

※ソニー損保の火災保険は一般物件のご加入はできません。

築年数

築年数も保険料に影響する場合があります。ソニー損保の新ネット火災保険では、「築5年未満」「築10年未満」「築15年未満」「築20年未満」「築25年未満」「築25年以上」の築年数に応じた保険料率が適用されます。(※)

※保険始期日が2022年9月30日以前のご契約の場合、適用される築年別料率区分が上記と異なります。
詳細は以下をご確認ください。

築年数に応じた保険料率

補償内容

補償内容

保険会社によっては、火災保険の基本補償以外の補償内容を、自分で決めることができます。例えば、雪災や水災、盗難といった損害への補償や、地震保険などをつけることができます。ただし、補償を手厚くすればするほど、保険料は高くなります。
補償を手厚くすると安心ですが、ご自身にとって不要な補償があるかもしれません。ご自身の住まいには、どのような備えが必要かを見極めたうえで、必要な補償を選ぶことが大切です。

保険期間・支払方法、割引

多くの保険会社では、保険期間を1年の契約にするのではなく5年など長期で契約、月払や年払ではなく一括払にすると保険料が割安になります。
例えば、ソニー損保の新ネット火災保険では、保険期間は1〜5年(※)までのあいだの整数年で契約をすることができ、保険料の支払方法は一括払、年払、月払の3つから選ぶことができます。保険期間5年の長期契約を一括払でお支払いいただくと、保険期間1年の契約で毎年支払うよりも保険料がお得になります。

保険料の算出方法について、詳しくは下記の記事をご確認ください。

保険料の算出方法

(※)ソニー損保の新ネット火災保険では、保険始期日が2022年9月30日以前のご契約の場合、火災保険の保険期間は1年から10年までの間での設定となります。

保険料を抑えつつ、満足できる補償内容にするためのポイント

保険料を左右する5つのポイントのうち、建物の評価、所在地・構造区分・築年数は簡単に変わるものではありません。保険料をなるべく抑えるには、補償内容と保険期間・支払方法、割引がポイントになります。
続いては、なるべく保険料を抑えつつ、満足できる補償内容にするためのポイントを紹介します。

自宅のリスクを考えて必要な補償を選ぶ

補償内容は広範囲に設定しておくと安心ですが、その分保険料は高くなります。そのため、ご自身の住まいにとって必要な補償を見極めることが大切です。

例えば、台風による被害が多い地域にお住まいの場合でも、自宅がマンションの高層階なら水災への備えはあまり必要ないでしょう。しかし、同じエリアでも一戸建ての場合は、水災への備えが必要かもしれません。
このように、火災保険が補償の対象としている自然災害によって自宅が損害を受けるかを検討して、補償を選ぶことをおすすめします。

また、火災保険では、補償内容がセットになったパッケージ型と、火災や落雷、破裂・爆発といった基本の補償に、自由に補償を追加できるカスタマイズ型の2種類があります。
パッケージ型は補償内容を選ぶ手間はありませんが、自分にとって必要のない補償が含まれている場合があります。一方、カスタマイズ型は補償内容を選ぶ手間はかかりますが、自分にとって必要な補償を絞って、保険料を抑えることができます。ご自身の住まいに必要な補償のみを選ぶなら、カスタマイズ型の保険がおすすめです。
なお、ソニー損保の新ネット火災保険はカスタマイズ型ですので、補償内容を自由に選ぶことが可能です。

家財の保険金額は、最低限の家具や家電だけをそろえる設定にする

家財の保険金額は、最低限の家具や家電だけをそろえる設定にする

家財は建物と違って、生活に支障がなければ、100%の復旧が可能な金額に設定する必要はありません。
家財の保険金額を最低限の家具や家電をそろえるだけに設定して、保険料を抑えるということもできます。

ご自身が対象となる割引を確認する

保険会社によっては保険料の割引制度がありますので、ご自身が対象となる割引を確認しておくといいでしょう。
例えば、ソニー損保の新ネット火災保険では、紙の保険証券等の発行が不要な場合に最大500円割引になる「証券ペーパーレス割引」や、ソニー損保の自動車保険または医療保険をご契約の場合にマイページからの新規申込で、火災保険の基本補償の保険料から6%(最大1,000円)割引になる「マイページ新規申込割引」があります。

保険料を抑えるには、カスタマイズ型の火災保険がおすすめ

火災保険に加入することで、火災のほかにも、補償の対象となっている自然災害に備えることができます。ただし、たくさんの補償をつけると保険料が高額となり、生活を圧迫するかもしれません。
そうならないためには、補償内容をご自身の住まいに必要なものだけに厳選することが大切です。また、長期契約で一括払をすることでも、保険料を抑えることができます。

ソニー損保の新ネット火災保険では、地震保険をはじめ、お客様ひとりひとりのニーズに合わせて補償を自由に組み合わせることができます。まずは、お気軽に保険料をお見積りください。

このページのTOPへ
ページトップへ

※サイトの記載内容は保険始期日によって異なる場合があります。詳細は約款・重要事項説明書をご確認ください。